外国人サポータへ
海外製品を日本で使うためには、下記の3つの条件を満たす必要があります。
- 電圧が100ボルトに対応していること
- 日本の電源プラグに対応していること(Aタイプ)
- 周波数が対応していること(東日本:50Hz、西日本: 60Hz)
すなわち下記の対応が必要です。
- INPUT: 100V 50/60Hz
- OUTPUT: お使いの電化製品をチェック
特に周波数については忘れがちなので注意が必要です。
最近のPCについては、全世界対応の電源アダプタが主流になっていますが、そのアダプタには下記のような記載があります。
- INPUT: 100 – 240V 50 – 60Hz
すなわち、電源周波数も電圧もフル対応というものです。
かつてのPCは全世界対応になっておらず、発火して使えなくなった事例もありました。このように対応電源については最新の注意を払って下さい。「1」「2」については変換器を購入することで対応が可能です。
電圧変換(アップトランス)
のような製品が該当します。海外へ持ち出す変圧器は、ダウントランスと異なりますのでご注意ください。また、対応可能な「電力量(ワット数)」をチェックしてください。変圧器・変換プラグをご購入の前に(ビックカメラ.com)の「変圧器の容量と家電製品の消費電力をご確認ください」項目に詳しく掲載されていますが、ノートパソコンは50ワット程度、ひげそりやCDウォークマン等は20ワット程度のようです。
電源プラグ変換(Aタイプへの変換)
のような製品が該当します。
事例紹介
- Panasonic SC-HC20(2011/08/03)
- INPUT: 110 – 200V 50/60Hz
- コメント
電圧が110Vから対応のケースで差し込む電源が100Vの場合、問題ありません。このケースでは消費電力が少なくなる関係上、CDラジカセのディスプレイ表示が暗くなったりする可能性もあります。より具体的には日本でも売られている110V用の白熱電球のケースがあります。110V用の白熱電球を100Vの電圧で使えば、多少暗くなりますが消費電力が減りますので寿命が延びます。 - 補足
FMとAMについてはうまく電波を拾えませんでした。iPodスピーカードッキングシステム内包ということなので、iPod/iPod Touch/iPhoneなどで利用できるラジオ音声を出すことはできると思います。
2011年8月2日 情報処理室長
2011年8月3日 事例追加・木谷