京都大学東南アジア地域研究研究所 情報処理室

Windows Update がどうしても終わらない場合(Windows 7編)

長年なかなか解決するのが難しかった案件が、下記の方法で数件成功したのでまとめておきます。
IT管理者や担当者向けポイントのみを書き出しています。

  1. ディスククリーンアップを行う
  2. 再起動する
  3. 最新の Windows Update Client の更新ファイルを手に入れる
  4. いくつかのサービスを停止する(wuauserv, cryptSvc, bits, msiserver)
  5. 最新の Windows Update Client の更新ファイルを開いてアップデートする
  6. 再起動する
  7. Windows Updateが開始されるのを待つ(5〜10分ぐらいかかる可能性あり)

Windows Updateを長期に渡ってしていない場合

1年ぐらい経っていると、5. 最新の Windows Update Client を使ったアップデートが失敗することがあります。
その場合は、コントロールパネルの Windows Updateにある「更新プログラムのインストール日時」を確認して、これに近い Windows Update Client へアップデートしてみてください。下記の例では、2016年8月(KB3179573)、 2017年3月(KB4012218)あたりかなと思います。

参考サイト

上記サイトが解決のための情報の宝庫でした。
その中で解決に至った最短ルートについてお伝えしています。

注意点

Windows Update Client の更新ファイルのダウンロード方法

  1. Windows Update Client の更新履歴(freesoft.tvbok.com)を参考に カタログ番号(KB******)をメモ
    ※あるいは 「Windows Update Client   2015年7月」など年月をいれて検索
  2. Microsoft Update カタログサイトで、カタログ番号を検索
  3. お使いの端末にあったものをダウンロード

いくつかのサービスを停止する

管理者権限でコマンドプロンプトを実行し、

net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver

をタイプして4つのサービスを停止してみてください。

Windows Updateが開始されるのを待つ

バックグラウンドで Windows Updateのチェックが走るので、端末の状態によっては時間がかかる可能性があります。

2016年11月22日 情報処理室長・木谷
2016年12月09日 加筆
2017年06月27日加筆

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