(重要)Internet Explorer等Windows OSへのゼロデイ攻撃対応のお願いから本内容を分離しました。
というのは、単純なコマンド一発というのはWindowsXP以外成功しないためです。
西村誠一氏が、自身のサイトで解除するツールを公開されています。
これを使ってみてください。
次頁に、技術者向けにコマンドプロンプトを使った詳細情報を説明しておきます。
更新された「マイクロソフトセキュリティアドバイザリ 2963983」によれば、
- 管理者モードに昇格したコマンドプロンプトから実行すること
- 64bit OSの場合には、2つのコマンドを使う必要がある
とのことです。これはかなり敷居の高い方法です。
- 「スタート」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者モード(管理者権限)」を選択
※Windows8の場合には、デスクトップ画面から左下隅にマウスカーソルを移動させると、下図のように小さなスタート画面(左図)が出てきます。ここで「右クリック」すると、右図に出てきます。「コマンドプロンプト(管理者用)」を選択します。
※WindowsXPの場合には、「スタート」→「ファイル名を指定して実行」を選択します。 - 入力ボックスに下記を入力してEnterキーを押します(32bit/64bit OS共通)
"%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe" -u "%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll"
- さらに下記を入力して、Enterキーを押します(64bit OS)
"%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe" -u "%CommonProgramFiles(x86)%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll"
- パソコンを再起動します。
2014年5月1日 情報処理室長・木谷