他にも「Windows認証を再度聞いてくる」「ウェブサイトへのアクセスが遅い」
といったトラブル事例の報告を受けています。
- ネットワーク管理者がチェックしても問題が解決しない
- 「Windows Update が機能していない、更新しない、失敗する問題を診断および修正する」のFixツールでエラーが出る。
- システム更新準備ツールでもエラーが出る
といったお手上げ状態の場合、HDD換装後にこの問題が起こっていないかチェックしてみてください。
同一形状のHDDには規格が2つある
セクタが512バイトと4Kバイトの2種類があり、4Kに対応していないドライバを使っている場合、上記問題が発生する可能性があります。
Windowsであれば、Windows8以降でなければ正式に4Kバイトのセクターを持つHDDに対応していません。
– http://support.microsoft.com/kb/2510009/ja
ただしOSが対応したとしても、それ上で動くドライバが対応していなければなりません。
従って現状ではOSが最初からサポートしているWindows8以降でなければ、動く保証がありません。
対処方法
でも換装してしまった場合の対処方法をお知らせしておきます。
- 512バイト(セクタ)のHDDへさらに換装しなおす
- ドライバ(IRST / Intel Rapid Strage Technology)を更新する
「1」については割愛します。
「2」についてもIntelチップを使われている場合のみです。
ドライバ(IRST / Intel Rapid Strage Technology)の更新方法(自己責任)
OSとHDDの仲介を行なう「AHCIドライバ」を更新するため、うまくいかず起動しなくなる可能性があります。HDD交換そのものがサポート外になるため、何かあった時は自己責任になります。
情報処理室も情報の提供しますが、実施された場合の責任は取れませんので、その点はご了承ください。
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IRST: Intel® Rapid Storage Technology (Intel® RST)より、
32bit OS: 「ファイル名:iata_cd.exe」をダウンロード
64bit OS: 「ファイル名:◯◯-x64.zip」をダウンロード
※32bitか64bitかの判別方法はこちら -
これを開いて、インストール
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再起動
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Windows Updateが出来るか確認
2013年12月24日 情報処理室長・木谷