macOS 10.15 Catalina リリースに伴うアップグレージの注意事項について

各位

本日、macOS の新OS 「macOS 10.15 Catalina」の配信が始まりました。
情報処理室でも検証を始めています。そこでアップグレードすると古い Office など研究や業務で必須のソフトウェアが動作しなくなる状況が確認できたため、まずは速報的に注意事項をお知らせします。

一部プリンタが印刷できなくなるので注意!(2019-10-09)

いくつかの研究員室に設置しているネットワークプリンタ「OKI C811 dn」「OKI C810 dn」については、新macOS 10.15では印刷できないことを確認しました。

メーカーのサポートページでは、「12月中旬に対応予定」いうことで、それまでは動作しないと説明しています。
メーカー説明:https://okidata-ja.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/28570

ついては、印刷をする必要のある方は、macOS10.15へプリンタが対応しているという情報を確認するまでアップグレードはしばらく控えてください。

macOS 10.15 Catalina にアップグレードする前の準備

  1. 本研究所のESET(セキュリティソフトェア)を導入している場合、必ず新しいESET(6.8.0.0)へのアップグレードをしておいてください
  2. Microsoft Office 2011、2016 をお使いの方は、Office 2019 for Mac へアップグレードしておいてください。
  3. Office 2019 for Macをお使いの方は先にアップデートを適用してください。

ESET についてアップグレードせずに macOS 10.15 にしてしまった場合には、ESETが動作しなくなっているので、後から新しいESETへアップグレードしてください。

Office 2011は、公式に動かなくなると発表されており、Office 2016 も最新アップデートを適用していたら動作すると書かれていますが検証できていません。情報処理室では Office 2016が起動できなくなる現象を確認しております。

Office 2016のサポートは 2020年10月13日をもって終了

サポート期限が切れる前に Office 2019 for Macへのアップグレードしてください。

参考:Microsoft、「Office for Mac」とmacOS 10.15 Catalinaの互換性ついて説明。Office 2016のサポートは2020年10月13日で終了し、2011は起動せず。

Office 2019 の macOS 10.12 サポートが終了

Microsoft が Office 2019 for Mac の macOS 10.12 サポートを終了したと発表したとのことです。
主要ソフトウェアがサポートを打ち切った以上、macOS 10.12 あるいはそれ以前をお使いの方は、上記注意点を加味した上で、最新OSへのアップグレードの検討をしてください。

サポートが切れたソフトウェアの利用がある場合には、セキュリティリスクが高いため、少なくても京都大学ネットワークには接続しないようにお願いします。間近では Windows7 のサポート期限が来年に迫っておりますが、Officeもサポート期限がありますのでご注意ください。

不明な点は情報処理室へお問い合わせください。
情報処理室は引き続き、新OSの検証をしていきます。

2019年10月8日 情報処理室

 

 

 

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