２段階認証の仕組みは、パスワードに加えてもう１つ認証手段を追加することです。
詳しくは、こちらのGoogle公式説明を参考にしてみてください。
２段階認証をするにあたって必要なもの
下記のいずれかが必要です。
- スマートフォン
- タブレット
- セキュリティキー
- 固定電話
また「電話」や「SMS」による認証をつかう場合には、「海外からの」通話やSMSを許可しておく必要があります。
２段階認証を有効にした場合の影響について
２段階認証を有効にすると、Google認証プロトコル（OAuth2）に対応していない電子メールソフトやアプリからのアクセスができなくなります。下記の説明をよく読んで、末尾にある２段階認証設定の方法をご参照ください。
Thunderbird, Becky! Intermail 2 （いずれも最新版にアップデートすること） については OAuth2（IMAP利用時） の設定に切り替えることもできます。そうした OAuth2 認証が使えない場合には、
を参考、各ソフトごとに専用のパスワードを生成し、そちらのパスワードへ設定を切り替えてください
２段階認証の注意点
もし本研究所アカウントでアクセスできなくなった場合には、情報処理室までお問い合わせください。
無料版 Googleアカウントの場合には、そうした手段がないのでアクセスが非常に困難になります。
また、２段階認証につかうデバイスを紛失するなどした場合には
をご参照ください。
また、下記の復旧オプションを予め設定しておくことを勧めます。
- Gmailアカウント再設定オプションを設定する
- ２段階認証にアクセスできない場合用のバックアップコードの作成と表示
２段階認証の手法
利用するデバイスに応じて、様々なものがあります。大きく分けると「オンライン」「オフライン」の２種類となります。すなわち、インターネット接続が必要かどうかです。複数設定できるので、複数設定しておくことを推奨します。２段階認証につかうデバイスが機種変更や故障で利用できなくなると、アカウントにアクセスできなくなるためです。
- セキュリティキー
- USBセキュリティキー（オフライン）
- Bluetooth セキュリティキー
- スマートフォン（iPhone, Android）（オンライン + Bluetooth）
- スマートフォンプロンプト（Googleからのメッセージ）（Gmailアプリ、Googleアプリ）（オンライン）
- スマートフォン、タブレット
- 認証アプリ（Google Authenticator, Microsoft Authenticator）（オフライン）
- スマートフォン、タブレット
- SMS
- スマートフォン（オンライン）
- 音声通話
- スマートフォン、固定電話
セキュリティキーとスマートフォンプロンプト（Googleからのメッセージ）についての詳細は、リンク先の情報を参照してください。
最低、オンラインとオフラインを１つずつ設定しておくことが安全です。
- スマートフォンプロンプト＋認証アプリ
- スマートフォンプロンプト＋セキュリティキー
などの組み合わせがよく使われています。
２段階認証の設定方法
を参考に有効にしてください。
絵付きの説明としては、「Googleアカウントへ2段階認証の導入」（Ajaxtower）がわかりやすいかもしれません。
本研究所アカウントに関してご不明な点は、情報処理室までお問い合わせください。
2020年4月9日