「Mac Defender」なる偽コンピュータウィルスソフトにご注意

ユーザ各位

「Mac Defender」なるMacintoshマシン用の偽セキュリティソフトが流布しているようです。本ソフトをインストールしてしまうと、クレジットカード番号を含む個人情報が盗まれるという情報もあります。 電子メールやウェブサイトを通じて、巧妙な手口でソフトをインストールさせようとします。Appleは近々この問題に対する修正プログラムを「ソフトウェアアップデート」経由で配布するとのことです。

※関連記事:http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1105/26/news012.html

Windowsユーザにつきましては、常日頃から何度もお伝えしておりますが Macintoshユーザの方々につきましても、日頃から下記のセキュリティ対策に ついては注意を払って頂きますようお願い致します。

1. 「ソフトウェア・アップデート」の実施 Macintosh OSの初期設定では、設定に応じて1週間に1度あるいは1日に1度、新しい更新プログラムが提供されているかどうかを確認し、提供があればポップアップメニューとしてアップデートを促す画面が出てきます。これをキャンセルして使い続けますと、最新のセキュリティ対策を享受できません。 ポップアップメニューがでたらアップデートを実施していただくか、キャンセルしても忘れない間に後からアップデートを手動(アップルメニューにあるソフトウェアアップデートを選択)で行ってくださいますようお願い致します。

2. 安易にセキュリティ情報を信じないようにしてください ウェブサイトにアクセスすると突然「あなたのパソコンはどうやら○○ウィルスに感染しているようだ、○○にあるセキュリティソフトウェアをインストールすれば直る」あるいは勝手にWebページ内でスキャンが始まり、ウィルスが発見されたというスキャン結果を見せて、○○にある無償ソフトをいれたら直るなどインストールを誘導する画面が出てきたりします。 さらには知人の電子メールアドレスが差出人として、電子メール経由で「あなたのメールはウィルスに感染しているようだから、○○のソフトウェアをいれたほうがいいよ」のような「差出人偽造」を伴うメールが来るかも知れません。 このようなケースなどは怪しいと思ってください。 新種の場合、導入しているセキュリティ対策ソフトウェアは効果を発揮しない場合も想定されます。もし判断がつかない場合には、情報処理室までお問い合わせください。

2011年5月26日 情報処理室:木谷

記事を評価する(This article is evaluated): [1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars] 未評価(Not Yet)
読み込み中...