活動内容

本研究所は東南アジアを中心に関連する地域研究機関・研究者と連携・協働する共同プロジェクトも多いことが特徴。そのため情報処理室は、単なる所内情報基盤整備・管理運用にとどまらず、研究活動への参画、国内外のフィールドに赴いて新たな基盤構築を行うなど、積極的なICT利活用を推進しています。

ICTを利活用したサービスの展開

現統合型クラウドサービス Google Workspace for Education、コンテンツ管理型ウェブシステム WordPress を基軸に、組織的なコミュニケーション、情報収集・発信および保存における基盤システムの構築・提供を一手に担っています。また、新型コロナウィルスの影響で遠隔会議システムの利用率が爆発的に増えたことで、すでに提供していたクラウド型テレビ会議システム Google Meet に加え 、大学の授業に採用された Zoom についても技術的な支援や情報発信に努め、テレワークも含めた環境での活動を円滑に行えるよう、力を入れています。

社会貢献

情報処理室は、利活用している情報サービスやシステムに関連したコミュニティ活動を支援しています。その中の代表的な事例として、情報処理室長が活動する下記を紹介します。

  • 「Gmail」「Chrome」「Googleアカウント」のGoogle エキスパートとして、それらのコミュニティを先導し、その活動を通じて同サービスの発展に寄与。
  • WordPress 公式リポジトリのプラグイン開発者として、WordPressへアップロード可能なメディア種類を追加する「WP Add Mime Types」等いくつかのプラグインを公開・提供。
  • Quoraエキスパートとして、専門的な知識を発信する Quora プラットフォーム上で、Google、WordPress、情報セキュリティを中心に技術的な情報を提供。

日常的な業務

本研究所・研究部を基軸に置き、所員が快適に研究・研究支援できるような様々なサポートを行っています。効率的に行うための骨子は、問題の予防・早期発見を如何にして行うかです。そのために、事前予防可能な対策および常日頃からの情報収集やコミュニケーションを密にすることを心掛けています。
300台弱ある所内PCの日常的なソフトウェア、ハードウェアのトラブル応対やセットアップ、導入に際してのコンサルティング、サーバの管理運営(サーバは一元管理)、共用ルーム(コンピュータ室、GISラボ室)の情報基盤管理運用など幅広い業務内容があります。コンサルティングにはプロジェクト支援等も含まれます。詳しい内容は所内サービスをご覧下さい

  • ヘルプディスク
  • コンサルティング
  • 端末セキュリティ対策
  • ネットワークサービス提供
  • 開発(システム・データベース)

主な活動

日常的なサポート業務を除いた、年度ごとの主な活動内容です。

 2013年以降

東南アジア逐次刊行物データベース構築研究会を基軸として、科学研究費基盤(C)や共同利用・共同研究拠点の公募共同研究等での共同研究にて、東南アジア逐次刊行物総合目録データベースの開発ならびにこれにまつわる技術供与(さくらサイエンスプログラム)や情報発信(京都大学アカデミックデイ2015図書館総合展)を展開しています。

また、GoogleヘルプフォーラムやWordPressコミュニティ(WordBench京都や大阪)、に参加し、WordPress 公式イベント(WordCamp Kansai)やオープンソース系イベント(関西オープンフォーラム)の運営側の一旦を担うなど、プラグイン開発や公開、技術サポート、発表、ハンズオンなど、積極的に得た技術の社会還元を展開しています。

また主要な活動については、本研究所要覧の情報処理室欄をご覧ください。

2012年度

2011年度

2010年度

  • 公募共同研究「東南アジア逐次刊行物の共有化」で収集した東南アジア逐次刊行物総合目録をもとに、公募共同研究「東南アジア逐次刊行物に関する情報の発信」(代表:矢野正隆(東京大学大学院経済学研究科))にて開発を加速した。

2009年度

  • 図書室長(北村助教)とともに公募共同研究「東南アジア逐次刊行物の共有化」(代表:北村助教(当時)(京都大学東南アジア研究所・)) H21-H22 (2009.06 – 2011.03)を開始し、「東南アジア逐次刊行物総合目録データベース」のシステム開発を手がける。2011年4月20日公開。2021年8月現在、本データベースは様々なプロジェクトを経て拡張・拡充し、研究所における基盤的な役割を担う存在になっている。
  • 2005年4月から導入を始めた組織的な端末セキュリティ対策ソフト(全端末総入れ替え)およびシステムの刷新を受けて、2009年8月より新システム導入後より、マルウェア検知報告を月次業務報告で報告し、マルウェア対策に関する啓発活動をより積極的に実施するようになった。2011年度以降は、そのマルウェア報告部分について公開している。
  • 本研究所エリアにおいて京都大学キャンパス無線ネットワークの拡充。

2008年度

  • 2008年4月より、組織的なメールシステムをクラウドサービス Gmail(Google Apps for Education)へ切り替えた。
  • 映像でみる東南アジアのシステム開発を担当
  • 稲盛財団記念館の情報基盤支援(2008-)
  • これまでの遠隔講義・会議プロジェクトの実績をもとに、遠隔講義専属研究員の創出にいたった。この専属研究員とともに、インドネシアとの遠隔会議(国際シンポジウム/総長スピーチ)のシステム構築を担った。以後2011年度末まで専属研究員を中心に、本研究所で関連プロジェクトの遠隔講義・会議支援が続いた。
  • グローバルCOEプログラム(G-COE)において、CMSを活用した産学官連携と社会貢献についてIT系記事にその活動内容について紹介された。
    – CNET オープンソース記事「大学がオープンソースコミュニティに貢献する関連記事)」
    – CNET オープンソース記事「GoogleMapsAPI をGeeklogで使う簡単便利なプラグイン

2007年度

  • 京都サステイナビリティ・イニシアティブ(KSI)を通じて、東南アジアとの遠隔授業の可能性について、インドネシア・ベトナムにおいて模索。2007年11月16日に、インドネシア・バンドゥン工科大学およびベトナム・ハノイ国家大学とインドネシア語による遠隔授業が実施され、多言語による遠隔授業の技術的なサポート。
  • 2007年9月から始動したグローバルCOEプログラム(G-COE)において、プログラム内の組織が膨大になっているため、遠隔会議による円滑な運営を技術的にサポートする方法を模索。2007年11月26日にインドネシアで開催された第1回京都大学東南アジアフォーラム(第1回京都大学同窓会でもある)を遠隔会議を支援。ジャカルタ連絡事務所に遠隔会議基盤構築をするに至った。
  • 北棟の取り壊し(後に現在の稲盛財団記念館が建築)に伴うネットワークの再構築、稲盛財団記念館(複数部局で構成)の情報基盤構想への参画(2006-2007)。

2013年1月10日 情報処理室長・木谷