学内の遠隔講義サービスについて

新型コロナウィルスの影響で各所でオンライン授業の準備が進められています。
そこで本研究所に関連する情報をまとめるページを立ち上げました。

京都大学における遠隔会議システム

全学アカウントを経由して 、下記のサービスが利用できます。
ただし Zoom についてはアカウント取得制限があるので注意が必要です

本研究所(京都大学東南アジア地域研究研究所)

本研究所については、Google Workspace (Google) クラウドサービス内にある「Google Meet」および Zoom  ウェビナー(貸出)を所員向けに提供しています。2020年に新型コロナウィルス禍の中では、Zoomにおける同時翻訳機能のマニュアルを作成するなど、積極的な支援を行ってきました。また、2023年度よりアフターコロナという位置づけになり、遠隔会議については主に全学 Zoom をベースにハイブリット会議やセミナーなどが増えており、試行錯誤を続けています。

本研究所では、遠隔会議を支援する様々な機材や人的サポートも行っています。

機材としては、下記を基盤として状況に応じてどのような利用形態になるのか、ホスト役、司会とヒアリングを行いながら最適な方法を模索し、提案・サポートをしています。

  • MeetingOwl Pro(2台連結をする場合もあり / 発言した人を映す)
  • KAIGIO CAM360(常に何名か映す)
  • Yamaha YVC-1000(集音マイク)

Meeting Owl を 2台連結、中規模の部屋にて(2023年度)

Meeting Owl あるいは KAIGIO を中規模の部屋にて

KAIGIO を定点撮影(発表者に焦点)、大規模の部屋にて

 

セキュリティ対策

をご参照ください。

また会議室での利用の際には、状況に応じて Googleカレンダーと連携できる Google Hangouts Meet ハードウェア(Chromebox for Meetings)を使った遠隔会議も支援しています。さらにジャカルタ連絡事務所にも遠隔会議システムを設置し、学内との打ち合わせ等に活用しています。

Google Hangouts Meet ハードウェア側からは画面共有機能が使えないため、必要に応じて貸し出しPCなどを通じて画面共有をできるようなサポートもしています。

注意:即時利用できるわけではなく、実施環境・目的に応じて利用形態を検討する必要があるため、事前に十分な準備や打ち合わせが必要となります。

オンライン(配信型)での著作権にご注意!

教材として利用する場合、対面では許可されていてもオンラインでは許可されていない場合があります。また、コピーガードが掛かったDVDなどをMP4などファイルへ変換する行為は、コピーガードを外すことになり、たとえ私的利用でも著作権違法になるので注意が必要です。いくつか関連するサイトの情報をまとめておきます。このようにオンライン(配信型)での著作権は慎重に取り扱う必要があり、不明な点は著作権を扱う学内の部署や法的機関、相談窓口などに聞くことをオススメします。

セキュリティ対策を心がけてください!

新型コロナウィルスの影響で、遠隔会議システムを利用するケースも増えてきています。
これに乗じて、遠隔会議システムを経由してマルウェアに感染させたり(ファイル転送機能を利用)、意図しない画像を表示させる(画面共有機能を利用)ようなことをされてしまうことがありえます。特に、個人端末が接続するケースも想定されることから、参加する端末のセキュリティ対策も重要になってくるということです

遠隔会議や講義システムを利用する際には、利用する端末のセキュリティ対策にも十分に注意を払ってください。

Zoom のセキュリティについては、

の中程をご参照ください。

2段階認証を利用していない Googleアカウントでログインをする場合、いつもと異なるネットワークや端末でログインしようとすると「アカウントの確認」(電話番号)を聞いてくる場合があります。2段階認証を有効にすることを推奨しますが、この確認で利用した電話番号については Googleアカウントに登録されるわけではなく、あくまで確認用になります。

様々な活用術

京都大学におけるオンライン授業システム

学内あるいは各学部・学科向けにオンライン授業に関する情報サイトが整備されています。

オンライン授業(大学院工学研究科)

詳細なマニュアルを整備されています。

【New】ICTを用いた業務のために(大学院教育学研究科・教育学部)

丁寧なマニュアルが掲載されています。

オンライン授業リソース(高等教育研究開発推進センター)

京都大学の各部局で作成・公開されている支援リソースと海外大学の支援サイトを紹介されています。

京都大学におけるwww.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/distlearn/">遠隔講義支援サービス(情報環境機構)

以前より、様々な遠隔講義に関する支援をされています。

注意:即時利用できるわけではなく、実施環境・目的に応じて利用形態を検討する必要があるため、事前に十分な準備や打ち合わせが必要となるので注意が必要です。

2020年3月30日
2023年6月22日 修正