iOS 10 および MacOS Sierra (MacOS 10.12相当)は、PPTP接続機能を廃止することが発表されています。
そのため、今後は IKEv2接続に切り替えて使ってください。
IKEv2接続方法(新方式)
端末ごとにクライアント証明書を発行して、こちらで認証する方式です。
詳しくは下記を参照してみてください。
iOS へ クライアント認証書導入方法 – IKEv2編(Googleスライド)
IKEv2接続方法(旧方式:非推奨)
以下、iOS 9.3.5 (iPhone 6S) をベースとした接続マニュアルを紹介します。
※iOs 10.0.1 で接続できたことを確認しました(2016年9月15日)
※現在は下記の方法ではなく、クライアント証明書を使った方法を使ってください。以下は記録として保存のみしておきます。
後述する IKEv2 接続設定を終了していれば、下記の操作で IKEv2を利用できます。
- いずれかのネットワークに接続します。
- 設定 > 一般 > VPN より、KUINS-IKEv2 が選択されていることを確認の上、状況の「接続」をスライドします。
- 上図のように「接続中」になったら、「KUINS-IKEv2」の右側の「i」アイコンをタップして、下図のように「接続時間」がカウントされていれば接続できています。
念のため、下図のようにWi-Fの右側に「VPN」マークが出ているか確認してみてください。
IKEv2接続設定(ユーザ認証)
- 設定 > 一般 > VPN を開いてください。
- 「VPN構成を追加」リンクをタップしてください。
- 下記のように IKEv2の設定してください。そして「完了」して保存してください。
タイプ:IKEv2
説明:KUINS-IKEv2
サーバー:ikev2.kuins.kyoto-u.ac.jp
リモートID:ikev2.kuins.kyoto-u.ac.jp
ローカルID:SPS-ID or ECS-ID
ユーザー認証:ユーザ名
ユーザー名:SPS-ID or ECS-ID
パスワード:SPS-ID or ECS-IDのパスワード
プロキシ:自動
URL:http://wpad.kuins.net/proxy.pac
- うまく保存できると下記のように「KUINS-IKEv2」設定が出てきます。
※もし以前PPTP接続設定をしているなら、下図のようにKUINS-PPTPも出てきます。
「KUINS-IKEv2」をタップして、選択されていることを確認してください。
以上で設定は完了です。
2016年9月13日 情報処理室長・木谷